加齢黄斑変性の3つの症状

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加齢黄斑変性を疑う症状はさまざまありますが、そのうち主な症状を3つ見ていきましょう。これらの症状を自覚したら本格的に加齢黄斑変性でないかを検査したほうがいいと思います。

1つめは変視症という症状です。

網膜が腫れたり網膜の下に液体が溜まると網膜が歪みます。例えば歪んだフィルムで写すとゆがんで写るように、歪んだ網膜で見るとものが歪んで見えます。ただ、この場合は黄斑部分は障害を受けていますが、周辺部は障害されていませんので、中心部はゆがんで見えますが、周辺部は正しく見えます。

2つめは視力低下、中心暗点といった症状です。

さらに黄斑部の網膜が障害されると、真ん中が見えなくなり(これを中心暗点といいます)、視力が低下します。視力低下が進行すると字を読むことができなくなったり、自動車の運転に支障がでたりすることがあります。通常、視力低下は徐々に進行し、治療をしなければ多くの患者さんで視力が強度近視の0.1以下になります。また、網膜下に大きな出血が起こると突然、著しい視力低下が起こることがあります。加齢黄斑変性には2つの型がありますが、萎縮型と滲出型を比べると、滲出型の方が進行が早く、視力悪化も重症なことが多いです。

3つめは色覚異常です。

さらに病気が進行すると色が変わって見えるという症状が起きます。特に明るい色は分かりにくくなってきます。

このように加齢黄斑変性の進行状況によって症状がだんだん重くなってきています。これらの症状を少しでも自覚してればまずは自己検査から、できれば病院での検査を受けることが早期発見、失明防止につながります。

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